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短時間で利益を出す方法とは?「デイトレ」って何?

◆ デイトレのメリット・デメリットを認識しておこう! ◆

デイトレとは

スキャルピング
日本語では「小すくい商い(こすくいあきない)」という。
スキャルプ(scalp)とは、敵の頭から剥ぎ取った頭皮のこと。
昔インディアンは戦利品として敵の頭皮を持ち帰ったそうです。
これらのことから戦利品、つまり利幅をうまく剥ぎ取るように取って儲けようとする手法をこのように言います。
例えば、相場が上場貴重のときに買いを入れ、数10銭でも上がったところで数分間のうちに決済してしまう。

デイトレスイング
ポジションを数時間保有し、利が乗ったとこで決済する手法。
スキャルピングよりポジションの保有時間が長い。
1日の相場変動が大きい場合には、比較的大きな利益を得ることも可能。
ただし、相場がもみ合っている場合にはちゃぶつくこともあります。

株式や外為取引(FX)で「デイトレ」という言葉が頻繁に聞かれるようになりましたね。
デイトレとは、デイトレーディング(day trading)の略称のことです。
一般的に、デイトレーディングは以下のように定義されています。
短期的に利益を確定させるためには、一日のうちに数回の売買を行い、ポジションを翌日に持ち越さない手法が有効です。
ようするに、その日のうちにポジションを決済してしまうのです。
また、翌日に持ち越さない(昼間に行う)取引という意味を含め、「日計り取引」ともいわれています。
デイトレーダー(daytrader)とはデイトレーディングを主として売買を行っている人たちのことをいいます。
デイトレーダーは、インターネットで株や為替の売買が可能になったことで急速に広まり、個人投資家が多く存在しています。
外為取引(FX)では、デイトレーディングの場合、手数料が無料という外為業者もあります。
また、希望する値段で注文と決済を繰り返すためにデイトレーディングの手法を用いたりする投資家もいます。
例えば、現在、ドル高基調にあるので、1ドル=111円で買って、112円まで上がったところで売るとします。
最近の傾向は、ドル高基調ですから、その日のうちに決済すれば買った値段より下がることはないだろう、と考えることができます。
しかし、これが3日経ち、1週間経ち、と幾日か日数が経過するほど自分の希望する値段から為替相場が離れていく可能性が高くなるわけです。
無論、思惑通り、ドル高が続けば問題はありませんが、長期的にポジションを保有して思惑とは逆に動いた場合には損失も徐々に膨らんでいくことになります。
その点、デイトレーディングを用いれば利益は小さいかもしれませんが、利益が得られる可能性が高いという見方もできます。

◆ 自信がないなら「初心者用・デイトレ」 ◆

ただし、初心者が、相場が乱高下している日や、もみ合っている日に1日に何度も売り買いをすると、相場がなかなか思惑通りに動いてくれず売買すればするほどちゃぶついて、損が膨らんでいくという場合も考えられます。
そんな時はどうすればいいのかと焦るばかりですね。
そこで初心者の方にお勧めなのが「初心者用・デイトレ」
これは、デイトレーディングの定義のうち、「その日に決済する」というルールのみを取り入れる方法です。
ようするに、その日に決済はするけど、繰り返しての売買はしない。
損失が・・・円になったら、すぐに決済する、などどあらかじめ決めておきます。
まずは、この方法で相場に慣れていくとよいと思います。

CHECK POINT

個人投資家
個人の資産を元手にして投資を行っている人の総称。
これに対し、企業の資産を運用することを手段として投資を行っている人は、機関投資家という。

もみ合い
売り買いの勢力が拮抗しているため、相場が一定のレンジで方向性が定まらないまま何度も上下動を繰り返している不安定な状態。

ちゃぶつく
取引するほど損をすること。
買ったら下がり売ったら上がるというふうに取引を繰り返すほど裏目に。

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