■2007年7月17日
◆ 分析ソフトがなくても大丈夫! ◆
どこかの外為業者に口座を開けば、これらのテクニカル分析に関する計算をしてくれるソフトが使えるようになります。また、口座を開く前に勉強しておきたいという方も、いまはネット上にさまざまな分析が使えるサイトがたくさんあります。
インターネットにはいろいろ情報があふれています。
①ローソク足チャート
ローソク足チャートを掲載している外為業者は多いので比較的見つけやすいと思います。
日足、週足、月足の他に先ほどご紹介した5分足や30分足など短いサイクルのチャートを出しているところもありますので、数社のチャートを組み合わせて分析してみるといいと思います。
また、中には長期(2~3年分)にさかのぼって4本値を掲載しているサイトもありますよ。
②移動平均線
移動平均線を見る場合は、移動平均の日数を変更できるサイトもありますのでそのほうが便利です。
5日、10日、15日、といくつかの日数の中から選ぶものもありますが、任意で設定できるものもありますので数値をいろいろと変更して使ってみてください。
③一目均衡表
一目均衡表を表示できるサイトもあります。
数に限りがありますが「お気に入り」に入れてどんどん利用すればいいと思います。
一目均衡表まで表示できるサイトはローソク足チャートのみ、あるいはローソク足+移動平均線というようにローソク足意外の要素を表示あるいは非表示にできるといった便利なものが多いようです。
④RSI・ストキャスティクス
これらについては、口座開設者にのみ公開しているところが多いのですが、若干ながら掲載されているサイトがありので利用してみましょう。
⑤為替レート(取引レート)
リアルタイム表示とディレイ表示があります。
デイトレーディングをするのであればリアルタイム表示が必要です。
このようにインターネットで無料で手に入れることができるテクニカル情報がたくさんあるので、これを活用しない手はないでしょう。
CHECK POINT
ディレイ表示ディレイ(delay)は、「遅れ」という意味です。
リアルタイムではなく時間差で表示すること。
「5分ディレイ」は5分遅れ、「20分ディレイ」は20分遅れの意味。
相場観
今後の相場の動きに関する見解のこと。
この先、この通貨は上昇するのか下落するのか、あるいは期間としていつごろまで上がるのか、どれくらいの水準まで下がるのかなどなど。